英語学習を始めたいが何をすればいいのか分からない社会人は多いのではないでしょうか?
- 単語帳を買ってひたすら覚えればいのかな?
- まずは洋画や洋楽で英語に慣れればいい?
- とりあえず英会話教室に行けば上達するんじゃない?
最近は書籍や英会話教室のみならず、YoutubeやSNSでも英語学習コンテンツを発信している方が多くいます。
色々な選択肢が多いため勉強方法には困らないかもしれません。しかし、選択肢が増えたからこそ抱える問題もあります。それは、「自分に合った勉強法を見つけにくい」ということです。
例えば、Amazonのランキング上位の参考書を買ったが自分好みではなかった、Youtubeに上がっているおすすめの勉強方法を取り入れたがうまくいかない…
そんな経験ありませんか?
色々な勉強法があって、何をしていいか迷っちゃいますよね?
そんなあなたへ!
今回、忙しい社会人でも簡単にできる勉強方法を1つ紹介したいと思います。
それは「毎日少しの時間でも英語に触れる」
ということです。
なぜ毎日触れることが大事なのか?
理由は2つあります。
①勉強を習慣化できる
②毎日の学習で効率が上がる
この2点は私自身が大学受験を通して、特に重要だと感じたことです。英語学習のみならずすべての勉強に通じるものだと思っています。
少しばかり浪人時代のエピソードを紹介させてください。
浪人時代の経験
浪人生活の始まり
2018年2月下旬、私は国立大学の前期試験を受験していた。当日の試験の手ごたえの無さも重なり、試験直後には「これから浪人生活が始まるんだ」と確信していた。後期試験も3月に控えていたが点数的に合格するのは不可能だった。そのため前期試験の翌日から勉強を開始しようと心に決めた。来年合格するためには失敗の原因を探らないといけない。
なぜ不合格だったのか?答えは非常に単純だった。
それは「現役時代は受験生にもかかわらず勉強する習慣が全くなかった」ということだ。
私は受験生にもかかわらずほとんど勉強していなかったのだ。
「このままでは絶対にうまくいかない、どうすればいいんだ…」
①勉強を当たり前に!
真っ先に思いついたのはすごく単純なことで「勉強の習慣化」だった。
4月の授業開始まで約1か月ほどあるため、毎日勉強し習慣化を図った。
自分の性格的に始めから10時間勉強するといったようなことは不可能だと分かっていた。まずは勉強時間よりも勉強の頻度を重視し10分の勉強から始めた。はじめは10分も机に座るのも苦しかったが、1週間も経過すると慣れていた。そこから徐々に時間も伸ばしていき、予備校が始まる直前には3時間程度の勉強できるようになっていた(まだまだ全然足りませんが…)。
4月、本格的な浪人生活が幕を開けた。予備校の授業は1日5時間くらい(科目によっては授業が全くない日も)だった。なんだかんだ授業は耐えれたが、プラスアルファで勉強するのはやはりきつかった。そのため初めは、授業時間+1時間の合計6時間勉強するようにして、次第にプラスαの時間を増やしていくよう心掛けた。なんだかんだ毎日やってると慣れるもので、4月の最後のほうは約8時間の勉強はできるようになっていた。さらに6月になるころには長時間勉強することが当たり前になり、予備校の開いている時間の9:00から22:00まで滞在し、休憩時間を除くと約11時間の勉強をこなせるようになっていた。
②効率よくってなに?
浪人するにあたり「誰にも負けない!」と自信をもって言えるような得意科目を作ろうと思い、英語の勉強を特に頑張ろうと当時の私は考えていた。そこでルーティンとして、毎日予備校に到着したら英単語の勉強を毎日10分しようと決めた。
なぜ毎日英単語をやるのか、理由はシンプルで「毎日やればいやでも覚えるだろう」と考えたからだ。実際に「エビングハウスの忘却曲線」という人間の記憶力に関する考え方があり、簡単に説明すると「人間は時間が経過するにつれて記憶したことを忘れてしまう」というものだ。その考え方に基づいて、知識の定着には復習が必要不可欠だと考え、復習のタイミングを「①学習の当日、②学習した翌日、③学習から1週間後、④学習から1か月後」といったように決めて単語学習を始めた。最初は頭に入らなかった単語も復習の数をこなすことで結果的には記憶することができ、結果として自分が使用していた英単語帳に掲載されている英単語をほぼ完ぺきにマスターすることができた。
※「エビングハウスの忘却曲線」に基づいた具体的な勉強方法に関しては、いずれ記事にしようと思っています!
毎日やれば大丈夫!!
私自身、社会人生活に慣れてきて久しぶりに英語の勉強を開始しようと思っていました。しかし、「仕事が忙しい」「趣味の時間を削りたくない」「休みの日くらいは家でゆっくりしたい、勉強なんてしたくない」そう思っていました。そんな時ふと浪人時代の経験を思い出し、とりあえず少しでもやってみることが大事ということを思い出し、最近は少しづつ勉強を始め勉強の習慣化に努めています。
1日10分でも厳しいなら5分でも問題ありません!
どんなに忙しくても、5分くらいなら皆さんも時間を確保することができるのではないでしょうか?
例えば、朝の準備時間、通勤・退勤の電車内、お昼休み中などなど…
ちょっとでも英語が上達したい、興味がある方、ぜひ今日から少しずつ勉強を始めてみましょう!!!
☆毎日ほんのちょっとの時間でも英語に触れることが大事☆
①毎日やることで勉強を当たり前に!
②知識の定着率をあげることで学習効率を上げよう!